課題名 | ヒノキ樹脂胴枯病の生態と発生機構の解明(581) |
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課題番号 | 1993004631 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
四国・保護研 |
研究期間 | 完H01~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 香川県・愛媛県において樹脂胴枯病の現地調査と菌の分離試験を行った。いずれも感染源は林内のネズミサシ、あるいは周辺のヒノキ老木であると推測され、送付された試料からはSeiridium unicorneが分離された。徳島県と高知県から分離されたS.unicorneを使って菌の成育試験を行った。その結果徳島県の試料から分離された菌は、高知県の菌に比べて成育が良好であった。林木育種センター四国事業場の耐寒性ヒノキクローンで樹脂胴枯病の発病状況を調査した。2~3のクローンの発病は明確であったが、発病がみられないクローンが確認された。薬剤に対する病原菌の発育試験を行った。その結果30~60分以上の浸漬時間が必要であることが認められた。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 きく 経営管理 傾斜地 耐寒性 防除 薬剤 |