課題名 | アレロパシー物質産生性(819) |
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課題番号 | 1993004883 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
生物機能・活性研(科長) |
研究期間 | 完H02~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 組換え植物がアレロパシー物質を産生した時の活性の程度を把握する為に、既存のアレロパシー物質の程度を数種の植物を用いて検討した。本年度は、昨年に引き続き、フェノール性化合物として、生合成的に関連のあるフラボノイド類、タンニン類について検討した。フラボノイド類は、他の化合物類に比べ、活性は1/10~1/3程度であった。タンニン類では、縮合型より加水分解型の方が活性が強く、高分子化すると活性が低下した。新たな簡易検定法としてブラインシュリンプ活性を検討した。各種アレロパシー物質の影響は、植物種子に対する成長抑制活性と活性の程度は異なるが、強さの傾向は同じであった。本方法が、アレロパシー物質検定法として使用できることが示唆された。 |
カテゴリ | アレロパシー物質 簡易検定法 |