積雪下における野菜の生理生態的特性の解明(15)

課題名 積雪下における野菜の生理生態的特性の解明(15)
課題番号 1993002521
研究機関名 北陸農業試験場(北陸農試)
研究分担 地域基盤・越冬生理研
研究期間 完S61~H04
年度 1993
摘要 自家採種に由来するトウナ品種を収集し調査を行った結果、遺伝的変異が大きかったため、3年度に自殖採種を行い4年度は形質の斉一性を調査した。形態的特性や抽苔・開花期の変異が大きく、生理生態的特性を調査する材料としては不十分であったが、遺伝資源としては有用性があるものと考えられた。全研究期間をとおして得られた成果は次のとおりである。雪中貯蔵する野菜の品種と播種期を検討した結果、雪中貯蔵を12月中旬に開始するときの播種適期幅は比較的短かった。雪中貯蔵中における品質・成分等の動態から貯蔵可能期間を検討した結果、キャベツとニンジンは150日以上の長期貯蔵が可能であった。積雪下から収穫、又は消雪後に収穫する栽培法の検討を行った結果、キャベツとニンジンは120日前後の積雪期間でも商品性が保たれた。アスパラガスは、消雪時期が遅いと収量は増加するが、一茎重が減少し、規格外収量が増加した。
カテゴリ アスパラガス 遺伝資源 キャベツ 自家採種 長期保存・貯蔵 にんじん 播種 品種

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