課題名 |
国際機関情報デ-タベ-スの構築(13) |
課題番号 |
1993003842 |
研究機関名 |
熱帯農業研究センター(熱研)
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研究分担 |
調査情報(主研)
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研究期間 |
継H02~H05 |
年度 |
1993 |
摘要 |
国際農業研究グループ(CGIAR)傘下の研究機関が開発途上国の食料農業問題等の解決のため、研究技術開発・普及に果たしている役割は極めて大きい。近年、2000年以降を展望した研究開発戦略の策定、その研究対象に林業、アグロフォレストリー、水産及びバナナ・プランテインを包含し、研究領域を拡充すると共に食料農業開発と環境保全等新たな課題の研究の充実を図っている。これらの研究動向の情報収集に努め、データベース化を目的として、特に環境保全に係る近年の重点研究活動内容の分析整理を進めた。IRRI、ICRISAT、ICARDA、CIAT、IITA等の研究開発活動、またFAO等の動向の解析を行った結果、食料生産面積の8割を占め、食料生産の6割を担う天水農業地域、特に経済開発から取り残されている同地域の持続的農業開発と環境保全に重点が移行している。国際研究機関は関係各国と協力して問題地域の把握と課題の解明及び地域の農業生態系の特性の解明を急ぐと共に資源ベース、天水・動植物等自然界の物質循環メカニズムと調和する研究技術開発に鋭意取り組んでいる。中でもマメ科作物の適切な導入利用と等高線栽培を基本とする栽培技術の確立は農業投入資源の限られた又生産能力が後退している同地域の持続的食料農業開発の重点研究技術開発分野であることが明かとなった。
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カテゴリ |
栽培技術
データベース
バナナ
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