熱帯果樹ウイルス性病害の生態解明と制御技術の開発(68)

課題名 熱帯果樹ウイルス性病害の生態解明と制御技術の開発(68)
課題番号 1993003902
研究機関名 熱帯農業研究センター(熱研)
研究分担 沖縄・熱帯果樹研
研究期間 完H02~H04
年度 1993
摘要 タイにおけるバナナのウイルス病についての調査はほとんどなく、諸外国で重要病害とされているバナナバンチトップ病についてもその発生の報告がない。そこで、タイ中部、東部、南部の12県のバナナ園でウイルス病様症状の発生調査を行ったところ、多くのバナナに葉脈の黄化や緑色状斑、萎縮などのウイルス病様症状が観察された。採集した97株のウイルス病様症状のうち13株から血清学的手法によりバナナバンチトップウイルスが検出され、タイにおける本ウイルスの発生が初めて確認され、その分布も広いことが明らかになった。また、29株のウイルス病様症状のうち9株からbanana infectious chlorosisの病原であるキュウリモザイクウイルスも検出された。
カテゴリ 病害虫 亜熱帯 きゅうり バナナ 防除

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