課題名 |
作物間相互作用の解明・利用による高度土地利用技術の開発 |
課題番号 |
1993002990 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試)
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研究分担 |
畑地利用・作付体系研
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研究期間 |
新H04~H06 |
年度 |
1993 |
摘要 |
カンショの品質に関与する導入作物の特性を解明し、カンショの高品質化を図るとともに、線虫対抗植物等の効率的利用技術を開発することを目的として以下の試験を行った。栽培期間が長くなると、いずれの品種も収量が増加し、いも径が大きくなった。いも長は、高系14号などでは栽培期間が長くなるとともに増加したが、ベニオトメでは変化が小さかった。いもの皮色は、ベニオトメは晩掘りで赤紫色の退色傾向がみられたのに対し、高系14号では早掘で皮色がうすく着色が遅かった。ブリックスはいずれの品種も早掘りで低い傾向がみられた。ネグサレセンチュウ抵抗性中のベニオトメは早掘り(8月19日、91日掘り)では線虫被害はまったくみられなかったが、普通掘り(120日掘り)以降は被害が発生し、晩掘りでは抵抗性弱の高系14号、コガネセンガン並の被害程度となった。
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カテゴリ |
かんしょ
高品質生産技術
多収栽培技術
抵抗性
品種
輪作
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