桑遺伝資源の特性調査と評価並びに利用(71)

課題名 桑遺伝資源の特性調査と評価並びに利用(71)
課題番号 1993003141
研究機関名 九州農業試験場(九農試)
研究分担 作物開発・桑育養蚕研
研究期間 完S62~H04
年度 1993
摘要 暖地向き並びに南西諸島向き桑品種の育成のための利用を目的として、保存栽培中の74品種116系統を対象に特性調査を行い、結果、第1次特性では枝条が長い、条長径比が小さく枝が細い、枝条数が多い、節間が短いなど個々の形質で優れたものが多かった。第2次特性では葉の硬化はヤマグワ系が早い傾向にあり、カラヤマグワ系、ロソウ系は中程度に含まれるものが多かった。縮葉細菌病抵抗性はシマグワ系では100%、ロソウ系は85%が「強」を示し、他の種の「強」は37~43%であった。裏うどんこ病抵抗性はカラヤマグワ系は63%が、ロソウ系は80%が「強」であり、ヤマグワ系の「強」は25%に留まった。第3次特性では1株当りの春、晩秋期合計収量を4段階に分けて検討したところ3■台に「はやてさかり」「国桑第21号」「九73-99」等が、2■台には「田中奥州」「赤芽魯桑」「九71-94」等が、1■台には「島ノ内」「司桑」「B3-23」等があった。また、1■以下には「師走桑」が含まれた。以上のことから各形質において優れた品種・系統が多く、遺伝資源として豊富な内容を持つことがわかった。これらを有効に活用するためには育種目標に応じた品種・系統の選定が必要である。なお、新たな品種・系統の特性及び継続中の調査については新規課題を設けて実施する。
カテゴリ 育種 遺伝資源 うどんこ病 桑 抵抗性 品種

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