課題名 | 高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(52) |
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課題番号 | 1993000045 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
作物開発・豆類育種研(畑作育種班) |
研究期間 | 継S62~H08 |
年度 | 1993 |
摘要 | 豆乳等の大豆食品の収斂味などの不快味の原因物質である種子イソフラボン含量は、登熟期に植物体が高い温度に曝されることにより子葉部位で顕著に低下するものと推定した。人工環境制御室を用いた試験においても同様の結果が得られた。大豆の主要なアレルゲン蛋白質Bd30Kのウサギ抗血清を用いた遺伝資源の検索により、本蛋白質のバンド量が1/3程度に減少したツルマメ(野生大豆)が見出された。また、大豆に近縁のGlycine亜属種ではBd30Kバンドとわずかに移動度の異なるバンドを認めたが、大豆と異属のアズキ、リョクトウ、ササゲ、ラッカセイにはBd30K抗血清と反応するバンドは認められなかった。 |
カテゴリ | あずき 育種 遺伝資源 加工適性 環境制御 ささげ 新品種 大豆 品種 らっかせい |