課題名 | マイコプラズマ様微生物(MLO)の媒介特性の解明(143) |
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課題番号 | 1993000127 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・マイコ防研(マイコ病班) |
研究期間 | 完H01~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | マイコプラズマ様微生物(MLO)の媒介特性を明らかにするため、セリ萎黄病MLOおよびイネ黄萎病MLOがイネ科植物に伝搬するか否かについて検討した。セリ萎黄病MLOはヒメフタテンヨコバイにより二条大麦、六条大麦に伝搬し、葉の黄化、株全体の萎縮などが観察された。発病植物からの戻し接種も可能であり、電顕観察によりMLO粒子も確認された。コムギ、イネ、イネ科雑草(エノコログサ、スズメノテッポウ、カラスムギなど8種)では発病が認められず、本MLOの伝染源にはなり得ないことが明らかとなった。イネ黄萎病MLOはツマグロヨコバイによりイネのみに伝搬し、宿主範囲が狭いことが明らかになった。 |
カテゴリ | 病害虫 萎黄病 大麦 害虫 管理技術 雑草 せり |