課題名 | クログワイの生物的防除技術の開発(185) |
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課題番号 | 1993000167 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
耕地利用・水田雑草研(雑草班) |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | クログワイの生物的防除に有望な病原菌としてNimbya scirpicolaを選び、圃場で発病効果を調査するとともに、ポットでは除草剤処理が菌による防除に及ぼす影響を調べた。圃場では繰り返し散布による罹病効果の向上をねらったが、クログワイの生長が盛んな時期は、既生長茎の枯死を上回る新茎の伸長により、クログワイ株の生育抑制効果が明確でなくなる場合が多く、散布の時期とクログワイの生育抑制程度との関係をさらに明らかにする必要が生じた。またポットでは、前処理の除草剤の種類によって後期に散布する微生物剤のクログワイ抑制効果が高まる場合がみられ、とくにスルホニルウレア系除草剤の処理後にはクログワイの病原菌に対する罹病性が高くなるようであった。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 雑草 除草剤 生物的防除 防除 |