課題名 | 水稲の育苗・移植作業の省力化に関する研究 |
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課題番号 | 1993000203 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
機械作業・水田作業研(水田作業班) |
研究期間 | 新H04~H06 |
年度 | 1993 |
摘要 | 水稲の育苗・移植作業の省力化・効率化を目的とし、通常のマット苗の10倍の長さを持つロングマット苗の生産・移植技術の開発方法について検討した。土及び市販の成形培地を用いてロングマットを作成した場合その重量は最低でも20kgになり、マットの軽量化の必要性から、マット苗の作成には水耕法が適していると判断された。そこで、水耕法を用いて水稲根だけでロングマットを作成する基礎的な技術についての検討を行うと共に、水耕法で作成したロングマット苗を田植機に載せるために直径10cm程度の芯を入れて巻き取ったところ、マットの伸びによりマットが変形した。また、植付爪で掻き取りを行ったところ、掻き取りが進むにつれてマットが変形し掻き取りが不可能になった。以上の結果、マットの変形を防止するための素材を混入してロングマットを作成する必要性を認めた。 |
カテゴリ | 育苗 省力化 水稲 |