| 課題名 |
植物由来の昆虫発育阻害物質等による貯蔵食品害虫の防除法の検討(134) |
| 課題番号 |
1993003719 |
| 研究機関名 |
食品総合研究所(食総研)
|
| 研究分担 |
流通保全・貯蔵害虫研
|
| 研究期間 |
継H03~H07 |
| 年度 |
1993 |
| 摘要 |
植物由来の昆虫発育阻害物質としてオリザシスタチンの生理活性について検討した。オリザシスタチンは米粒中に2ppmほど含まれるシステイン系プロテアーゼインヒビターであり、2つの分子種(■・■)がある。これらの物質のコクゾウ幼虫に対する発育阻害効果を判定するため、米の遺伝子を組み換えた大腸菌によって産出されたオリザシスタチン■・■をそれぞれ、0.1%、0.3%、0.5%、1%、2%の割合で混ぜた人工米を作成し、コクゾウ幼虫に対する発育阻害効果を検討した。この結果、オリザシスタチン■の2%区および1%区では、30日後にすべての個体が死亡し、0.5%区および0.3%区では発育が遅延した。オリザシスタチン■でも、効果は劣るものの同様の発育阻害効果が見られた。また、in vitroの実験においても、オリザシスタチンはコクゾウのプロテアーゼ活性を阻害した。これらの結果から、人工米に混入したオリザシスタチンは上記濃度においてコクゾウ幼虫のプロテアーゼ活性を阻害することにより、その発育を阻害することが判明した。
|
| カテゴリ |
病害虫
害虫
加工
品質保持
防除
|