| 課題名 |
非水系膜システムによる油脂の分離精製(161) |
| 課題番号 |
1993003748 |
| 研究機関名 |
食品総合研究所(食総研)
|
| 研究分担 |
食品工学・プロセス研
|
| 研究期間 |
継H04~H06 |
| 年度 |
1993 |
| 摘要 |
省エネルギーでマイルドな分離技術である膜システムを油脂の分離精製に適用できればその効果はきわめて大きい。18種類の逆浸透膜(酢酸セルロース(CA)膜、種々の複合膜、ポリビニルアルコース膜、ポリアミド膜、アラミド膜、ポリエーテル膜、ガス分離(GS)膜)を用いて、ヒマワリ油の酵素加水分解物をモデル系に、トリグリセリド(TG)、ジグリセリド(DG)、モノグリセリド(MG)、脂肪酸(FA)の4成分(組成、0.31:0.28:0.09:0.32)の膜分画の可能性を調べた。40℃、圧力 4 MPaでエタノールを溶媒とした場合、CA 膜を用いると、TG:0.0.99、DG:0.90-0.98、MG およびFA:0.5-0.7 と、脂質間に阻止率の差がみとめられ、最も高い透過流束が得られ、膜分画の可能性が高いことが示された。他の膜では透過流束も低く脂質間の阻止率の差は小さかった。ヘキサンを溶媒とした場合、GS 膜を用いると同様に透過流束が高く阻止率の差がみとめられた。ヘキサン系で CA 膜による分画、またエタノール系でガス分離膜による分画においては、いずれも阻止率は 0.2-0.4 と低く、また、脂質間の差異はみとめられなかった。溶媒、溶質および膜の3者の相互作用が分画に大きく影響していることが示唆された。
|
| カテゴリ |
加工
省エネ・低コスト化
ひまわり
|