課題名 | 北上山地の半自然草地を中心とした植生及び家畜生産の安定維持機構の解明(23) |
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課題番号 | 1993000955 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生態・草地生態研 |
研究期間 | 延H01~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | 北上山地におけるシバ+ワラビ型草地およびシバ+潅木型草地を対象にして、放牧圧と植生変化の関係を明らかにし、シバ型草地と牧草地を組み合わせた放牧方法を検討する。放牧開始後3年間で、シバ+ワラビ型草地では強・弱放牧区とも引続きシバの被度および現存量が増加した。ワラビの被度は強放牧区で縮小、弱放牧区では拡大した。シバ+潅木型草地では、強放牧区でシバの被度および現存量が増加したが、弱放牧区ではシバの被度および現存量の増加が少なくワラビのほかノイバラ、アカマツ、コナラなど木本植物の被度が拡大した。7月下旬の伐採は木本を抑圧する効果が高かった。牧草地と組み合わせて夏期1ヶ月間シバ型草地を休牧することにより、家畜の増体量は前年より改善された。 |
カテゴリ | ばら わらび |