課題名 | 搾乳牛における高度集約放牧技術の開発(168) |
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課題番号 | 1993001117 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
放牧利用・放牧管理研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | 土地利用型酪農を推進するために、搾乳牛における高度集約放牧技術を開発する。1.1haのペレニアルライグラス主体の草地に3頭の搾乳牛を春から晩秋にかけて232日間輪換放牧し、放牧草が不足する夏には春の余剰草を乾草として給与し、草地由来の飼料を主体として飼養した。濃厚飼料の平均日給与量は1頭当たり2.7kgで、総摂取TDN量の15%が濃厚飼料由来、85%が草地由来であった。3.5%FCM乳量で232日間の産乳量は15359kg/ha、うち牧草由来は13138kg/haという放牧主体で高い産乳量を達成できた。しかし、乳脂肪は2頭が3.5%を下回ることが多く、乳成分の改善対策が必要である。 |
カテゴリ | 飼育技術 乳牛 放牧技術 |