課題名 |
自動施設による省力放牧管理システムの開発(180) |
課題番号 |
1993001128 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試)
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研究分担 |
放牧利用・施設工学研
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研究期間 |
完S63~H04 |
年度 |
1993 |
摘要 |
自動転牧用の門扉と自動計測用体重計を開発し、省力管理システムを確立する。1)門扉として、水平開閉式門扉と垂直回転式門扉を開発した。前者では、竿の風圧抵抗と回転トルクの計算式を明らかにし、利用面では放牧牛がすぐ門扉に慣れ問題のないこと等を確認した。また、後者では、グラスファイバ製ポール、開閉幅2.8m、重量7kgの軽量小型装置で、実用面では牛の加害は認められず、警報ブザーの可聴距離200m以内で有効性が確認された。2)歩行通過型体重計を開発した。長さ4mの秤量台とロードセル、パソコン等で構成され、測定精度は体重200kg以上で0.2~0.3%であった。また、秤量台の通過速度は床幅との関連が大きく、床幅が35cmになると、2m/s以下の通過速度割合が6割を越え速度の低減効果が高いことが分かった。さらに、550kgの牛では通路幅75cmで1頭毎の仕分けが可能であった。
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カテゴリ |
管理システム
飼育技術
自動計測
省力管理技術
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