課題名 | ヨ-ネ病の早期診断技術の開発(52) |
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課題番号 | 1993003456 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究分担 |
製剤・生理活性研 |
研究期間 | 継H04~H06 |
年度 | 1993 |
摘要 | ヨーネ病の早期診断には、ヨーニン反応や試験管内リンパ芽球化反応などの細胞性免疫反応が有力な手法である。しかし、これらの反応は抗原として用いられるヨーニンPPDは未精製の培養上清であるため、非特異反応が出現する。そこで、この抗原成分のなかで、特異的な成分の性状を明きらかにするために、T細胞ウエスターンブロッテイングによる解析をおこなった。PPD抗原をSDS-PAGEまたは等電点電気泳動で分画し、各バンドを切り出してDMSOに溶解した。この分画標品をヨーネ菌感染牛の末梢血単核細胞と混合培養した。実験感染牛及び死菌免疫牛のリンパ球はヨーニンPPDの30-40kDa成分に、また等電点ではpH4.8-5.2の成分に対し強い芽球化反応を示した。これらの画分は、牛結核菌免疫牛のリンパ球とは反応しなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 診断技術 治療技術 防除 |