ミツバチの行動習性の解明とその制御技術の開発(88)

課題名 ミツバチの行動習性の解明とその制御技術の開発(88)
課題番号 1993000850
研究機関名 畜産試験場(畜試)
研究分担 育種・育種3研
研究期間 完S00~S00
年度 1993
摘要 セイヨウミツバチの飼養管理に資するため行動習性、特に働き蜂の群間の移動と分散、分蜂の発生とその分離比、外勤蜂の蜂群に占める割合、蜂群の移動と働き蜂の減少率、外勤蜂の飛翔行動における記憶等について調査を行った。結果マーキングをして識別した働き蜂は自分の巣以外の他の蜂群の巣へも移動分散することが分った。分蜂の調査では分蜂コロニーの個体数の元群に対する比率は元群の総個体数の約30-64%の範囲であった。また分蜂における雄蜂の個体数は元群の雄蜂の約4-12%であった。コロニー内の外勤蜂の占める割合は最も少ないコロニーで総個体数の約15%最も多いコロニーでは総個体数の約30%であった。蜂群を10、100、500、750、1000、1500m移動した場合の蜂群の働き蜂の減少率は移動前の蜂群の総個体数の5.4-19.5%であった。次に外勤蜂の記憶の調査では外勤蜂を3日間隔離した場合の帰巣率はコロニー間の差が大きく低い帰巣率では約24%高い帰巣率では約65%となった。10-11日間の隔離では約15-33%になり13日間では約1-8%に減少した。また距離と記憶との関係の調査では、100、500、750、1000、1500m各地点でマークした外勤蜂を放飼して帰巣率を調べた結果距離が遠くになるにつれて帰巣率は減少し距離と帰巣率との間には相関が認められた。
カテゴリ 飼育技術 ミツバチ

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