課題名 | 気象環境条件による障害発生機構の解明と防止技術の開発(162) |
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課題番号 | 1993001618 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
生理生態・ストレス研 |
研究期間 | 継S62~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | 葉緑素蛍光の測定精度を向上させるとともに、キュウリの高温障害の発生機構を温度ストレスと水ストレスの面から検討した。その結果、空気湿度が高く、土壌水分が少なくて蒸散による葉温の低下が起きない場合に高温障害が発生しやすいことが明らかになった。また、水ストレスや低温ストレスに耐性を付与できるといわれるABAは、気孔を閉鎖させて葉温の低下を阻害するので、高温障害を助長することが明らかになった。接ぎ木は、水ストレスによって活着率が低下するので、キュウリのカボチャへの胚軸平接ぎの活着率向上法を検討した。その結果、穂木と台木の維管束の交差確率が高いことよりも両者の胚軸径差が小さいことが重要であることが明らかになった。 |
カテゴリ | かぼちゃ きゅうり 高温対策 生理障害 台木 接ぎ木 |