畜舎構造物の最適空間配置の解明

課題名 畜舎構造物の最適空間配置の解明
課題番号 1993001936
研究機関名 農業工学研究所(農工研)
研究分担 農地・施設構造研
研究期間 新H05~H07
年度 1993
摘要 畜舎構造物のうち、柵など家畜が接触する構造物の破損が多いことはこれまで明らかにされているが、このことは強度面の問題のほか、構造物が家畜の自由な行動の障害になっている結果とも見ることができる。構造物はそれぞれに必要とされる機能を満足しつつ、できるだけ家畜の動作の障害にならない配置・形状であることが、ストレスや事故を軽減する意味で望ましいと考えられる。ここでは乳用牛を対象畜種とし、またフリーストール隔柵を対象構造物として、起立横臥動作時の牛体の位置計測と隔柵に対する加力の計測を行い、最適な形状と配置の解明に取り組む。5年度は既存の隔柵について、隔柵の種類や間隔、供試牛の大きさ等の条件を変えて加力計測を行い、データの蓄積をはかる。また画像処理による牛体位置計測手法の開発を行う。6年度以降は、既存の隔柵についての評価ならびに牛体格別の最適配置の解明をおこなう。また動作時の牛体位置計測を行い、新形状の隔柵の可能性についても検討する。このことにより、合理的な強度設計が可能となり、また、ストレスや事故の少ない形状や配置が明かになることにより、乳量増や、死廃減が期待できる。
カテゴリ 画像処理 管理技術 低コスト

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