課題名 | 沿岸漁業経営の管理適性化に関する研究 |
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課題番号 | 1993005225 |
研究機関名 |
中央水産研究所(中央水研) |
研究分担 |
経営経済・漁業管理研経営研流通研(部長) |
研究期間 | 単H05~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 我が国の資源管理型漁業の展開は、資源管理を主体的に行っている一部漁業で成功している。しかし沿岸でも都道府県を越えて回遊する多くの漁業資源は管理主体が形成されず、資源先取りのための過当競争に陥に陥っている場合が多い。従来の制度は漁業調整委員会が努力量を制限するという理念を持っていたが、現実には機能が作動せず、色々な漁業資源において乱獲状態をひきおこした。そのため資源管理型漁業の推進のために行政や漁業団体、研究者によって漁業制度を補完するサブシステムを構築する必要が出てきた。資源管理型漁業の構築は、資源評価の問題とともに費用を最小限にする努力量のコントロールと管理組織の構築が問題となる。そのためこれらを成立させる条件について海外の管理制度を比較しながら検討し、有効な管理システムの成立条件を明らかにする。 |
カテゴリ | 管理システム 経営管理 ひきおこし |