課題名 | タバココナジラミの生理生態の解明(89) |
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課題番号 | 1993002863 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
生産環境・虫害研 |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | タバココナジラミについては国外では系統分化の知見もあることから、新系統が侵入発生している可能性がある。わが国におけるこの虫の系統間の越冬、被害等、生理・生態について相違点を解明する。新系統はスイカズラなどが生育する在来系統と比較すると、好適植物の範囲は広く、特にポインセチア、トマト、キャベツ、カボチャで良好であり、産卵数は多く、幼虫の発育期間は短く、明らかに増殖力が高いことが判明した。さらに両系統間での交雑は困難であり、エステラーゼ活性が異なることも判明した。したがって、新系統と在来系統の存在が明らかになった。 |
カテゴリ | 害虫 かぼちゃ キャベツ タバココナジラミ トマト ポインセチア |