課題名 | 遺伝的・環境的要因による大豆子実の糖類含量の変動解明(114) |
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課題番号 | 1993002884 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・流通利用研 |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 大豆成分の糖類は煮豆等の品質構成要素として重要と考えられる。そこで品種、栽培条件などの違いによる糖類含量の変動を解明するために、四国各県で栽培された大豆について子実の遊離糖類の含量を昨年と同様に測定した。遊離糖類含量は全体で10.6%から13.4%の範囲にあり、品種間差はほとんどなかった。遊離糖としてはスクロース、ラフィノース、スタキオースが確認された。スクロースはニシムスメで高く(7.4%)、アキシロメで低かった(6.5%)。スタキオースはアキシロメで高く(3.9%)、ニシムスメで低かった(3.4%)。これらの結果は昨年とほとんど同様であり、糖類含量の変動は品種によるものであると考えられる。 |
カテゴリ | 栽培条件 診断技術 大豆 品種 |