課題名 | 作物生育阻害要因の整理と立地条件との関係解析(25) |
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課題番号 | 1993002270 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
企連・総研3 |
研究期間 | 完H01~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 潜在的農業生産力評価の資料とするため、生産阻害要因の評価手法の開発とそのマップ化を行った。阻害要因に関する気象、土壌、地形条件等について文献を収集し知識ベースを作成した。既存の統計データを利用した解析では、アメダス気象観測点のデータから直ちに周辺の水稲いもち病発生難易の推定は困難であった。地形の異なる地点で気温、湿度を実測し、山間、盆地では平野部に比べて気温較差が大きく、高湿度になりやすいことを実証した。文献データと現地観測結果に基づいて水稲いもち病、干ばつ害、リンゴ紫紋羽病、ブドウ晩霜害等の発生危険度の評価図を作成した。この評価法の妥当性や精度の向上には現地検証の反復が必要であり、現地データの蓄積が必要である。この成果は潜在的生産力評価システムの総合化のなかで生産力のマイナス要因として組み入れる。 |
カテゴリ | いもち病 水稲 評価法 ぶどう りんご |