課題名 | 連作による生産力の変動過程と要因の解明(177) |
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課題番号 | 1993002412 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
畑地利用・作付体系研畑土壌研畑病虫害研 |
研究期間 | 継H01~H10 |
年度 | 1993 |
摘要 | 10年計画の4年目を検討した。ダイコンは2作とも病虫害障害の発生が少なく、腐植質土畑が淡色土畑より多収で、輪作区が勝り、淡色土畑では堆肥の効果が認められた。ハクサイは根こぶ病・白斑病などが腐植質土畑を中心に多発したため、収量は腐植土で大きく低下し、輪作効果や堆肥の効果、土壌の種類による傾向は乱れた。ダイズは4か年で最も低収であり、淡色土畑の連作堆肥有区を中心に原因不明の発育不良むらが発生し、区間の変動は大きかったが、輪作区では勝った。コムギは栽培期間の気温がやや低く収量は低かった。土壌別では淡色土畑が高かった。また、蒸気熱を利用した罹病作物残渣消毒法を検討して実用可能な作業技術を組み立てた。5年度は設計に従い各作物の生育・収量・障害の発生変動と要因について検討する。 |
カテゴリ | 病害虫 だいこん 大豆 はくさい 輪作 連作障害 |