課題名 |
牧草遺伝資源の特性評価(196) |
課題番号 |
1993002431 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
草地・牧草育種研
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研究期間 |
延S58~H12 |
年度 |
1993 |
摘要 |
優れたシロクローバ新品種の育成のためには、母材として多様な特性を備えた遺伝資源を数多く収集し、それらに対して的確な評価を行う必要がある。4年度は、3年度までに各形態形質及び病害抵抗性等の調査を行ったシロクローバ34品種について、永続性を中心に調査を行った。造成後3年目秋期の枯死個体率を永続性の指標とした。国内育成品種であるキタオオハ、ミネオオハ、マキバシロの枯死個体率は海外育成品種に比較して低く、最も枯死個体率が低かったのはミネオオハであった。海外育成品種中にも枯死個体率の比較的低い品種がみられ、今後の育種素材として有用であると考えられた。4年度までに多くの遺伝資源について特性調査を行い有用な育種資を選抜し品種育成の母材とした。多様化する育種目標実現のためにはより多くの新品種・系統・近縁野生種の導入・評価が必要であり、そのため、本課題は第2期のジーンバンク事業のシロクローバの部門を担当してして継続実施する。5年度は新たに海外より導入したシロクローバ8品種について、初期生育、越冬性、各形態形質の特性、耐暑性等について調査を行う。
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カテゴリ |
育種
遺伝資源
新品種
耐暑性
病害抵抗性
品種
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