汎用いも類収穫機の開発

課題名 汎用いも類収穫機の開発
課題番号 1994004255
研究機関名 生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構)
研究分担 園芸工学・野菜生産研
研究期間 新H05~H07
年度 1994
摘要 ばれいしょ、かんしょ、さといも等のいも類を掘取り、土砂分離、茎葉処理、手選別、収容等の作業を行う自走式の乗用型収穫機の1号機を試作した。作物は作業幅672mmの掘取り刃、プレスローラ、コールタなどで掘取り、機械的に土を分離し、かつ2~4名の作業者で手選別を行う。試験の結果、裸地栽培されたカンショの‘土佐紅’において、藷梗除去率は78~91%と良好であった。また、掘り残し等の損失は4%と少なかったが、成首部の折れが13%、1平方センチ以上の皮剥けが30%発生した。このほか澱粉原料用‘コガネセンガン’、‘シロサツマ’は0.5~0.9■/hの速度で作業でき、藷梗除去率も94%と高く、良好な作業精度が得られた。今後、青果用かんしょに適用するためには折れ、皮剥け等損傷の低減と藷梗除去率、土砂分離性能の向上が必要であり、畝幅への適応性も向上させる必要があった。
カテゴリ かんしょ さといも 収穫機 低コスト ばれいしょ

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