課題名 | 穀物用遠赤外線乾燥機の開発研究(46) |
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課題番号 | 1994004280 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構) |
研究分担 |
生産・乾燥調製研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1994 |
摘要 | 遠赤外線放射制御試験装置により遠赤外放射に関する基礎試験を行い、循環式遠赤外線乾燥機(CFD-2)を試作した。張り込み量(790、1560kg)、乾燥開始時含水率(18~26%)、風量比(10~35l/s/100kg)を変化させ、籾の遠赤外線放射乾燥試験を実施し、乾燥時間、乾燥速度、重胴割れ率の増加、乾燥に要するエネルギについて検討した。なお、対照区として循環式熱風乾燥機についても併せ検討した。遠赤外線乾燥における水分1kg除去するに必要な熱エネルギは4.87MJ、5.02MJで熱風乾燥より良い結果を得た。遠赤外線乾燥では、空気を介さず乾燥のためのエネルギを被乾燥物に伝えることのできることから、送風の動力エネルギも少なくすることができた。しかし、遠赤外線乾燥機で乾燥速度が速くなりすぎ、胴割れ率の増加が大きくなり改善の必要性を認めた。 |
カテゴリ | 乾燥 水田 |