課題名 | 畑作物の連作・交互作反応と土壌生物相との関係 |
---|---|
課題番号 | 1994002027 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
生産環境・土微研 |
研究期間 | 新H05~H09 |
年度 | 1994 |
摘要 | 畑作物の安定多収技術を確立する研究の一環として、連作・交互作における作物の生育収量反応を土壌環境要因との関連において解析しようとする。そのため、表土層厚を異にした湿性黒色火山性土ほ場に秋播小麦といんげんの連作・交互作ほ場を設け、土壌・根圏の生物性、物理性、化学性、養分吸収等と生育収量との関係を年次変動とともに解析する。連作菜豆は生育初期から根生育や茎葉発達が抑制され、根部の著しい褐変、収量低下及びりん吸収の抑制が認められた。土壌の糸状菌フロラは交互作区と同様であったが、根糸状菌フロラは連作により著しく単純化し、根発達劣化との相関が認められた。根域線虫相はネコブセンチュウが優占した。連作小麦は生育収量とも交互作区との有意な差がみられていない。 |
カテゴリ | 安定多収技術 寒地 小麦 土壌環境 |