課題名 | ひまわりのα-トコフェロール高含有品種の検索及び開発(130) |
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課題番号 | 1994002133 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作センタ・遺伝資源研 |
研究期間 | 延H03~H09 |
年度 | 1994 |
摘要 | ひまわりの油成分は、ビタミンEの中で生物活性が強いα-トコフェロールが多く機能性食用油としての評価が高い。選抜個体の平均子実重は、細胞質雄性不稔系統で株当たり83.2g、雄性不稔維持系統で76.3g、稔性回復系統では36.5gであった。子実100g当たりの平均α-トコフェロール含量は、雄性不稔系統で78.4mg、雄性不稔維持系統82.0mg、稔性回復系統86.2mg、交配系統では83.4mgを示した。交配系統には90mgを越える2系統が見出された。本プロジェクト研究第1期の成果として脂質に関する品種間差及び個体間差が解明され、特にα-トコフェロールの向上が期待された。第2期においてこれら育種素材を利用してα-トコフェロールが多く、かつ脂肪酸組成のバランスのよい有用素材を開発するために延長課題とした。 |
カテゴリ | 育種 寒地 機能性 ひまわり 品種 |