課題名 |
水田輪作作物の低コスト・多収栽培技術の体系化と標準技術の策定(94) |
課題番号 |
1994002166 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試)
|
研究分担 |
企連・総研1
|
研究期間 |
止H01~H05 |
年度 |
1994 |
摘要 |
中止までの到達点:本研究が計画された元年度には、北海道の水田転作率は約50%にも達した。このため、水田農業の活性化を図り、高い生産力を維持して行くためには、水田の汎用化を進めると同時に、汎用水田における合理的輪作体系技術の確立を図ることが緊急課題であった。そこで、田畑輪換栽培実施上の技術的問題点を明らかにするために、各種資料および研究報告の分析と農家調査および現地検討会で得られた結果等を基にして総合的に検討した。その結果、緊急を要する研究として、■泥炭地における農地保全型田畑輪換技術の確立、■秋播小麦につなぐ春播小麦の安定多収技術の確立、■砕土不良の改善、などの課題を摘出した。この内■は3年度プロジェクト課題素材として提出し、■は総合研究第1チームの新規課題として2年より実施した。他方、本研究課題に関しては、素材技術研究後に実施するため3年~5年度まで中断し、6年から「高品質輪作」の小課題「寒地大規模水田営農における輪作技術体系の確立」の中の細部課題として研究再開の予定であった。しかし、本研究課題は、「高品質輪作」の後期課題「寒地大規模水田営農における輪作技術体系の確立」研究に包含されるために5年度で中止する。
|
カテゴリ |
安定多収技術
寒地
小麦
水田
多収栽培技術
低コスト
輪作
輪作体系
|