課題名 | 基幹畑作物の短期連作栽培技術の確立(167) |
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課題番号 | 1994002184 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作センタ・生産チーム |
研究期間 | 継S63~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 省力的な栽培が可能なため連作が多い秋播小麦の連作障害の実態を解明し、秋播小麦の安定栽培技術を明らかにする。5年は冷害年であり、小麦の開花期は連作年数が多いほど遅れる傾向にあったが、出穂期、成熟期は連作年数による差は認められなかった。初年作に対し、全重、子実重、穂数は4年連作で、稈長は3~4年連作で有意に減少した。容積重は連作により減少する傾向にあるが有意差は認められなかった。本試験で認めた土壌病害は立枯病のみであり、2年連作でわずかに、3年連作区ですべての区で発生が認められた。以上のように、秋播小麦は3年以上連作すると、収量、穂数、千粒重などが減少するとともに、立枯病がほぼ確実に発生した。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 小麦 栽培技術 水田 立枯病 凍害 輪作 連作障害 |