課題名 | スギ・ヒノキ林における花粉生産の年次変動と気象要因との関係解明(42) |
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課題番号 | 1994004356 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林科学園森林環境・種生態研樹木研 |
研究期間 | 継H04~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | スギ人工林における雄花生産量の年次変動を明らかにし、この年次変動と気象条件との関係の解明を目的とする。筑波山地域のスギ人工林7林分について雄花トラップを用いて雄花生産量を測定した。1993年は雄花生産量が1988年以降では最高を示した年であり、7林分平均の■あたりの雄花数は19,508個であった。この雄花数は調査を始めてから最も少ない年の377個/m2の約52倍にあたる。スギ人工林の雄花生産量の年次変動と雄花形成期の7月の気象条件との間に相関関係がみられ、相関係数は全天日射量0.818、日照時間0.789、最高気温0.726であり、降水量との間には負の相関があり相関係数は-0.837であった。この課題は関中研究問題を構成する(11-1-1)。 |
カテゴリ | 植物相 繁殖性改善 |