課題名 | 関東・中部地域におけるサクラてんぐ巣病等の防除技術の開発(233) |
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課題番号 | 1994004426 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林生物・樹病研 |
研究期間 | 継H01~H09 |
年度 | 1994 |
摘要 | サクラ幼果菌核病は多摩森林科学園において大発生し問題になっている。この病害の発生生態については1985年頃ひととうり研究され、防除にはベノミル剤が有効であることが明らかにされひとまず決着を見た。しかしその後ベノミル剤に対する耐性菌が出現したためか、ベノミル剤による防除が困難になってきた。果樹類のモニリア病、灰星病に有効とされている薬剤8種を選び、サクラ幼果菌核病菌の分生子に対する発芽阻害の有無で効果を検定した。その結果、スペックス(ジラム、チウラム、フェナリモルの混合剤)、プルーク(ジラム、チウラム、トリフルミゾール混合剤)、ベフラン(イミノクタジン酢酸塩)がコントロールに比べ発芽を抑えた。なお本課題は関東中部課題(6-3-1)を構成する。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 さくら 耐性菌 防除 薬剤 |