課題名 | 松くい虫被害林の遷移の解明と健全性向上技術の開発(273) |
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課題番号 | 1994004490 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林環境・種生態研 |
研究期間 | 継H04~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 通常の保育管理や枯損木の処理によって密度が正常に減少した林分と、被害によって異常に本数が減少した林分とを比較するため、上層樹高と健全木の胸高断面積合計との関係を検討した。被害を受けた林分は上層樹高に対して胸高断面積合計が著しく低く示された。被害度の計算は林分収穫表や密度管理図からRy(収量比数)を計算しても求められるが、断面積合計を用いる方が単純であり、実用的である。つくば地区で植生調査を行った結果、落葉掻きを行った林分では、ウド、アマドコロ、ススキ、ナワシロイチゴなどが増加する傾向にあり、放置林分では遷移の進行により、シラカシ、ヒサカキ、エゴノキが増加する傾向が認められた。 |
カテゴリ | アマドコロ いちご うど 管理技術 |