北方広葉樹林の更新過程に関わる昆虫及び病害微生物の影響評価と制御

課題名 北方広葉樹林の更新過程に関わる昆虫及び病害微生物の影響評価と制御
課題番号 1994004787
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 北海道・昆虫研樹病研
研究期間 新H05~H07
年度 1994
摘要 実生に対する昆虫の加害状況と同種の上木の関係をイタヤカエデとヤチダモについて調査した。その結果イタヤカエデの当年実生を加害したのは、主にイタヤハムシであり6-7月の食葉率と年内の死亡率には明らかな正の関係が認められ、食害は大きいほど死亡率が高くなることがわかった。イタヤカエデの実生の秋までの生残率をみると、上木に同種木がある場合は、無い場合にくらべて明らかに食害程度が高く生残数が減少する傾向が認められた。ヤチダモの稚樹はアブラムシの加害により、枯死したり上半枯れを起こすものがあることがわかった。枯死は萎凋症状にともなって起るこり、萎凋した稚樹からは何種類かの微生物が検出されたが、いずれも枯死の原因とは考えられないものであった。アオダモ稚樹は、明らかに上木から離れるにつれて、アブラムシのゴール発生が減少することがわかった。
カテゴリ かえで 管理技術

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