課題名 | 病害発生情報の収集・解析と突発性病害の発生生態の解明(335) |
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課題番号 | 1994004789 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
北海道・樹病研 |
研究期間 | 継S60~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | トドマツ枝枯病の分布域に新しく大雪山系が加わった。ハリギリ褐斑病菌の生活史として、越冬病落葉上の精子器は4月上旬より消失し、かわって子のう殻が形成される。子のう胞子は5月上旬~7月下旬にかけて飛散、病斑は6月下旬から認められ、9月下旬より精子器の形成が開始されることを明らかにした。カエデ類(病原:Eutypella parasitica)、ミズナラ(病原:未詳)、シウリザクラ(病原:Nectriagalligena?)に新しい胴枯性病害が発見された。石狩川源流域で風倒40年後の菌害調査を行った結果、観察頻度が高く針葉樹に共通の根株腐朽菌は、マツノネクチタケ、エゾノサビイロアナタケ、カイメンタケであった。また過去の腐朽害は更新樹にそのまま引き継がれていた。 |
カテゴリ | かえで 管理技術 |