課題名 | 生物的防除技術の確立(361) |
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課題番号 | 1994004853 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
東北・昆虫研 |
研究期間 | 継H04~H08 |
年度 | 1994 |
摘要 | 1)キイロコキクイムシ大量増殖にあたり、虫は移動させずにそのまま恒温槽内においていたほうが効率がよく、放虫用丸太は搬入後約45日経過した比較的細いものを用いるのがよいと判断された。2)野外放虫試験は秋田市飯島、天王町の海岸クロマツ林で行った。距離別の結果では40mが死亡率が23.5%と最も高く、20mで15%、40mでは13.9%と20、40mでは差がほとんど無かった。方向別の結果では北が26.2%で最も高く、他の3方向は15%前後であまり差は認められなかった。3)カイコへの影響調査では病蚕の発生が放虫点でのみ認められたことから、胞子の飛散範囲は放虫点のごく近接した範囲に限定され、放虫点の付近に桑園が無ければ養蚕への直接的な影響は少ないと考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 カイコ 桑 経営管理 生物的防除 |