火山噴火に伴う降灰が森林生態系に及ぼす影響の解明(565)

課題名 火山噴火に伴う降灰が森林生態系に及ぼす影響の解明(565)
課題番号 1994004949
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 九州・経営研暖帯研土壌研
研究期間 継H05~H06
年度 1994
摘要 雲仙普賢岳の噴火に伴う降灰が堆積したヒノキ林分と降灰の影響の少ないヒノキ林分を試験地に設定し、火山灰の化学性・物理性、火山灰の移動量、土壌中のCO2ガス濃度、火山灰厚、リターフォール量、降灰分布の調査を行った。火山灰が堆積した林は対照林に比べていづれの時期も高いCO2濃度を示した。火山灰の通気性および透水性は極端に悪かった。火山灰のpHの季節変化およびプロット間に違いが認められた。これは降灰時期の違いに伴う火山灰の化学組成の違いに起因すると考えられた。火山灰層は尾根部および斜面下部の緩傾斜地で厚く、斜面中腹の傾斜面で薄かった。また、土砂受箱による移動量調査によれば、火山灰の移動量は降灰量、降水量と密接に関係していた。
カテゴリ 亜熱帯 管理技術 傾斜地

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