| 課題名 | 針葉樹花粉の拡散機構と交配システムの解明(36) |
|---|---|
| 課題番号 | 1994005005 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
| 研究分担 |
森林環境・種生態研 |
| 研究期間 | 完H01~H05 |
| 年度 | 1994 |
| 摘要 | 奥日光男体山中腹に位置する個体密度の異なる2つの天然生ウラジロモミ個体群を対象に、豊作年における交配様式を明らかにするとともに、これに影響を及ぼす機構について検討した。結果は以下のとおり。1.充実種子率は繁殖個体密度の低い個体群で低かったが、この原因としては、受粉率の低下と自家受粉率の増加が示唆された。2.他殖率には繁殖個体密度の違いによる影響はほとんど見られず、いずれの個体群でも高い値であった(90%以上)。3.各個体の充実種子率とその周囲の繁殖個体密度との関係から、繁殖個体密度の比較的高い場合では、近隣個体の花粉による受粉の割合は平均的にみて約40%と推定された。また、自家受粉率は約40%、残りはより遠方から飛来した花粉による受粉であると推定された。 |
| カテゴリ | 受粉 植物相 繁殖性改善 |