拮抗微生物による土壌病害と材質腐朽病の生物防除(237)

課題名 拮抗微生物による土壌病害と材質腐朽病の生物防除(237)
課題番号 1994005059
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 森林生物・腐朽研
研究期間 完H01~H05
年度 1994
摘要 クロマツ白紋羽病菌(Dematophora necatrix)やキュウリ苗立枯病菌(Pythium aphanidermatum)などの土壌病原菌を対象に、林木種子汚染糸状菌など121株の糸状菌から寒天培養覆土接種法を用いて生物防除資材を選抜した。2種6菌株のSordaria spp.、2菌株のTaeniolella phialospermaと1細菌が有望であった。Sordaria属菌の培養濾液をPDA培地に添加すると、ナラタケの生育(菌叢直径)が無添加に比べ抑制され、しかも阻止円(最大幅:7mm)が形成された。これらの菌の土壌病害に対する生物防除資材としての効果を検討した。寒天培養覆土接種法による苗立枯病菌(P.aphanidermatum)汚染土壌では、クロマツやホウレンソウの播種種子のわずか5-10%しか健全稚苗が得られなかったが、この汚染土壌にS.fimicolaの培養濾液を添加(シャーレ当り3ml)すると、クロマツで30-50%、ホウレンソウで7.5-22.5%の健全稚苗が得られた。他のPythium菌汚染土壌でも防除効果が認められた。
カテゴリ 病害虫 管理技術 きゅうり 立枯病 播種 防除 ほうれんそう

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