森林下層植生の抽出成分特性(784)

課題名 森林下層植生の抽出成分特性(784)
課題番号 1994005223
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 生物機能・活性研(科長)
研究期間 完H01~H05
年度 1994
摘要 小笠原諸島で異常繁殖して問題になっているトウダイグサ科アカギ(Bischofia javanica)の抽出成分特性を検討した。アレロパシー作用を検討したところ、数種の植物種子を用いた植物成長抑制活性では、葉部抽出物に強い活性が認められた。葉部抽出物をHPLC、GC/MS等を用いて分析し、アレロパシー候補化合物であるフェノール性化合物8種類を同定した。これらはアカギ周辺土壌中、枯葉中からも検出され、アレロパシーの原因物質であると推定された。アカギ葉部の有効利用を目的として成分検索を行い、フリーデリン他9種類のトリテルペンを単離し構造決定した。これらの生物活性を検討したところ、フリーデリンに抗菌・抗カビ活性、植物成長抑制活性、ブラインシュリンプ幼生致死活性が認められた。生物活性物質の効率的な抽出法として超臨界二酸化炭素抽出を検討した。その結果、ベイスギ(Thuja plicata)材から、殺虫、抗菌作用のあるツヤ酸、ヒノキチオールなどのトロポロン類が、ダグラスファー材からベンゼン誘導体が、選択的に抽出されることがわかった。
カテゴリ いぐさ 繁殖性改善

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