課題名 | カンキツのリモノイド系苦味成分の成分育種法の開発(132) |
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課題番号 | 1994001330 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
口之津・育種研 |
研究期間 | 継H02~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 5年度は4年度に開発した分析法を用いて、カンキツ数品種の茎のリモノイドの経時的変化を調査した。ほとんど全品種で茎のリモニンは生長に伴ない低下した。品種間差異について検討すると、果汁のリモノイドの多いハッサク、ネーブルオレンジ、スムースセビル及び平戸文旦の茎のリモニンは、果汁のリモノイドの少ないウンシュウミカン、ユズ及びクレメンティンの茎のリモニンより多かった。このように、果汁と茎のリモニンの多少に対応関係が認められたことは、幼苗段階において高リモニンの実生を淘汰できる可能性があることを示しているものと考えられた。 |
カテゴリ | 育種 温州みかん ネーブル はっさく 品種 ゆず その他のかんきつ |