課題名 | 導入果樹類の土壌適応性の解明(137) |
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課題番号 | 1994001334 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
栽培・土壌研 |
研究期間 | 完H01~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | カンキツ園転換におけるイチジク樹の安定的初期生育を確保するため、タイプの異なる土壌で根域土壌容量と樹体の適応性を検討した。定植3年目では、土壌や根域土壌容量による幹周肥大や新梢生長の差異は縮小したが、土壌容量の大きいほど、生育は勝っていた。土壌量当たりの地上部乾物増加量は、小容量土壌区ほど大きかった。土壌pHは、全般に下層土ほど低く、特に火山灰土壌区で顕著であった。また水分管理のため根域土壌の水分吸引圧を精度よく測定するには、市販の各種ポーラスカップ式3種、自作の水銀U字管式及び電極板式テンションメーターの間では、小型半導体変換器を装着し圧力変換及びpF表示付きの自記出力型水分計は低水分張力領域からpF3.0近くまで応答性がよく、実用性が高かった。 |
カテゴリ | いちじく 栽培技術 診断技術 土壌診断 その他のかんきつ |