課題名 |
都市近郊地域における農地の保全・利用計画の策定(6) |
課題番号 |
1994002626 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試)
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研究分担 |
地域基盤・地域計画研
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研究期間 |
完H03~H05 |
年度 |
1994 |
摘要 |
新潟県亀田郷地域を対象に、農地転用と農地保全の実態、農地流動化と出入作の混在化の実情、作目別の生産動向と転作の現状を調査・分析した。さらに、地域的に多様な農業の実情をふまえて、4指標22変数によって主成分分析とクラスター分析を用いて122集落を11類型に区分し、集落の特徴を明らかにするとともに、主要な営農類型の中核的農家13戸を対象として、作目構成と作付方式の特徴、地力維持・連作障害対策の実情、営農の現状の問題点と今後の意向などについて調査・分析した。これらの調査・分析に基づき、農地を地域資源として高度利用するという、地域内農家の共通認識に基づいて、農地利用管理組織を確立し、未利用・低利用農地を規模拡大志向の中核的農家に団地的に集積する農地利用調整が極めて重要であるとして、その基本構想を提示し、主要な振興作目である露地園芸を主とする沢海地区を対象に、中核的農家の実情をふまえつつ、作目構成、作付方式,作業体系・労働力利用、地力対策を基本とする農地の保全・利用計画を策定した。
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カテゴリ |
規模拡大
連作障害
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