微生物間相互作用を利用した麦類雪腐病の耕種的防除法(31)

課題名 微生物間相互作用を利用した麦類雪腐病の耕種的防除法(31)
課題番号 1994002650
研究機関名 北陸農業試験場(北陸農試)
研究分担 水田利用・病害研
研究期間 継H03~H07
年度 1994
摘要 北陸地方の麦類栽培に大きな被害をもたらす褐色雪腐病の主要な病原菌であるP.iwayamaiは畑生息菌で、水田土壌中では生息できないことが明らかにされている。そこで、水田土壌中からP.iwayamaiの卵胞子に寄生する糸状菌を分離し、本病の生物防除への利用を試みた。夏期水田土壌の上澄みにP.iwayamaiの卵胞子を添加し、3-7日間、24℃に保持した後、卵胞子に寄生している26種類の菌を分離した。これら26種の菌の胞子をP.iwayamaiの卵胞子懸濁液に添加し、卵胞子への寄生を調べた結果、10菌株(Aspergilus5菌株、Acremonium1菌株、Tricoderma1菌株、不明3菌株)において寄生が顕著に観察された。この10菌株は寄生率に菌株間差がなく、培養3日目で平均35%、7日目で50%以上の寄生率を示した。
カテゴリ 病害虫 水田 防除

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