課題名 | 熱帯半乾燥地の作付体系下における養水分の根の挙動(74) |
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課題番号 | 1994004217 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
生物資源(主研) |
研究期間 | 継H01~H06 |
年度 | 1994 |
摘要 | 土壌強度が根の伸長を制限しないような比較的深い層位構造を有したMedium Deep Alfisolにおいては、キマメ本来の深根性が発現され、間作により栽植密度を増し個体当たりの生長量を低減させても、根の伸張深度には変化が起こらないことが推測された。表層下30cm位に硬盤が存在する生産性の低いAlfisolにおいては、間作下のキマメは単作下に比べ根を深層にまで進展させることができず、それが間作下における水分並びに養分吸収を制限し、引いては収量を低減させることが推測された。生育初期に土壌水中に高濃度で存在する硝酸の有効利用が、資源が乏しい半乾燥地の農業にとり重要であること、キマメは高い窒素吸収能を有しているので、栽培管理法如何により間作したソルガムと窒素利用で競合することが有り得ることが、示唆された。 |
カテゴリ | 乾燥 栽培技術 ソルガム 土壌管理技術 |