作付体系におけるかんしょの高品質生産要因の解明(89)

課題名 作付体系におけるかんしょの高品質生産要因の解明(89)
課題番号 1994003136
研究機関名 九州農業試験場(九農試)
研究分担 畑地利用・作付体系研
研究期間 完H02~H05
年度 1994
摘要 高品質甘しょ生産のための作付体系と管理条件を明らかにするために、理化学性の異なる土壌において作付体系とその管理法が甘しょの品質に及ぼす影響について検討した。上イモ重は、土壌の種類を問わず前作物を導入した場合に高く、特にシラス土壌でその程度が顕著であった。1個重でも同様に前作物導入の効果がみられたが、増加の程度はボラで顕著であった。長径比は、クロボクではキャベツ跡、シラスではイタリアン跡で各々小さくなり、形の揃いの点ではシラス土壌が全体的に劣る傾向を示した。ブリックスは、ボラのイタリアン跡、シラスのキャベツ跡及びイタリアン跡で休閑区に比べて各々増加し、特にシラスのキャベツ跡での増加が顕著であった。皮色は、クロボクではイタリアン跡、シラスではキャベツ跡において赤紫色が強くなる傾向を示したが、ボラでは前作の違いによる差は認められなかった。貫入抵抗値が10kgを示す土壌の深さとイモの長さとの間には、クロボクにおいて有意な正の相関関係(10%水準)が認められ、土壌の緻密度に応じてイモ長が長くなった。以上の結果、土壌ごとに甘しょの収量・品質に対する前作の影響が異なること、イモの長さは土壌の緻密度に影響されることがわかった。
カテゴリ かんしょ キャベツ 高品質生産技術 多収栽培技術 輪作

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