課題名 |
牧草・飼料作物の栽培特性の解明(94) |
課題番号 |
1994003141 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試)
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研究分担 |
草地・飼料作物研
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研究期間 |
完H01~H05 |
年度 |
1994 |
摘要 |
本課題の細部実施項目は2つに分れており、1つは、過去7年間にわたるトウモロコシの標準栽培試験の結果を用いて、各年次の気象条件と生育の関係を解析した。1990年以前は気象条件に恵まれトウモロコシの収量も高かったが、1991年以降、気象が不安定になり収量も低下した。収量低下の原因は主に不稔の発生にあり、不稔の発生は品種間で差のあることが認められた。不稔の発生の少ない品種としてはP3358、都交B47号等が認められた。2つめ試験項目では、省力栽培技術としての部分耕・施肥播種法を安定化するための施肥法を検討した。その結果、化成肥料主体の施肥をする場合には、基肥量は成分で6~10kg/10aとし、6kg/10aの場合には側条施肥が、10kg/10aの場合にはロータリー部に肥料を落下させ土壌と混和する方法がそれぞれ適切な施肥法であることが示された。
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カテゴリ |
肥料
栽培技術
飼料作物
施肥
多収栽培技術
とうもろこし
播種
品種
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