課題名 | 園芸地帯生産飼料作物の調製・貯蔵利用技術の確立(206) |
---|---|
課題番号 | 1994003265 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
企連・総研3 |
研究期間 | 完H01~H05 |
年度 | 1994 |
摘要 | ビニールハウス内土壌の過剰塩類の吸収除去及び線虫駆除のため、クリーニングクロップとして栽培された飼料作物の飼料価値について検討した。ハウス内で栽培された飼料作物は、同一肥料水準で露地栽培されたものと比べ、粗蛋白質、可溶性無窒素物等の栄養素は高含量であるが、硝酸態窒素含量が非常に高く、家畜への給与限界である0.22%を超えるため、反芻家畜への単独の飼料としては適していないことが明らかになった。そこで、この対策として、三重のビニール袋による簡易サイレージ化と、小型ベールラッパによるラップサイレージ化を検討し、それぞれ3か月程度の嫌気貯蔵によって硝酸態窒素含量を大幅に低下させることができた。 |
カテゴリ | 肥料 くり 飼料作物 低コスト |